内容説明
英語とガイジンに対して強烈な劣等感を抱いている中年社員の福岡竜男が、こともあろうにニューヨーク支社勤務を命ぜられた。しかし彼の精神はパンク、みじめな日本送還となった。やがて彼の周囲で、血まみれの殺人が続発。第1の犠牲者は巨漢の外国人レスラーだった! 英語が恐いと感じる人必読のミステリー。 (講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
22
軽井沢純子シリーズ。日本人の英語コンプレックスがテーマ。三十年前の作品だけど、あまり変わってないような…さすがに今は少しよくなったかな。ミステリー、その方法で最初の被害者の現場は難しいような。でも人間ドラマは面白かった。2021/04/19
Chili
6
270キロの外国人レスラーが殺されるところから、スタート。少しコミカルで、テンポも良くすごく読みやすかった2020/06/03
14番
3
英語が不得意なのに見栄だけは一人前の男、福岡がニューヨーク赴任を命じられたことに端を発する悲劇。ミステリとしては正直微妙。というのもキモとなっている「どうやって殺したか?」には運の要素が必要だから。チャンスが訪れなかった場合のリカバリー策も見られない。ただし、人間ドラマとしてはそれなりに面白い。探偵役は超上流階級、語学堪能、容姿端麗、人柄もいい。それらが読者に嫌悪感を抱かせないよう上手いバランスで描かれている。真犯人は序盤から人柄の苛烈さが見え隠れしているし、悪役はムカつくヤツとして描かれている。2015/07/13
あ~ち
1
シリーズものだったけど、違う人のシリーズだったらもっとおもしろかったのかも。2010/07/15
二分五厘
0
1998.8.22
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