講談社文庫<br> 珊瑚色ラプソディ

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講談社文庫
珊瑚色ラプソディ

  • 著者名:岡嶋二人【著】
  • 価格 ¥597(本体¥543)
  • 講談社(2013/02発売)
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  • ISBN:9784062635530

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内容説明

結婚式を控えシドニーから帰国した里見は、婚約者の彩子が沖縄旅行中に倒れ入院したと聞く。しかも、彩子は2日間の記憶を失い、女友だちの乃梨子は行方不明。乃梨子の兄の赴任先にともにでかけるはずだったのに、「彩子が男といた」という証言に動揺しながらも、婚約者を信じ真相を追い求める里見の前に立ちはだかるのは……。 南の楽園の悲しみが明かされる長編サスペンス。1987年刊行。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

89
岡嶋作品では珍しいサスペンスで、シンプルな旅情ものにも感じる。語り手は主人公の里見であり、旅情もので浅見からとった名前だろうか。物語は親友と沖縄旅行中の婚約者が盲腸で入院したと聞き、里見はすぐに向かうが彼女は島に来てからの記憶を失っていた。おかしな事には、一緒に来た筈の彼女の親友が行方知れず。東京の家族に連絡すると、親友は沖縄に来てはいないという。サクサク読めるのだが、こういうサスペンスは主人公が、婚約者を疑った時点で魅力を失う。よって結末を早く知りたいだけになるのが難しい処で、気楽に読んでという感じだ。2018/11/01

背番号10@せばてん。

22
1997年7月19日読了。岡嶋作品の中では今ひとつ。(2018年11月27日入力)1997/07/19

すたこ

22
★★★やっぱり長編が好き!序盤から引き込まれ、かなりワクワク。謎が深まり、更にドキドキワクワク。でも、真相が近づくにつれて軽い印象に。ラストはあっさりしすぎ。もう少しひねりが欲しかったなー。謎解きの過程が面白かっただけに残念。2時間ドラマになりそう(笑)2014/05/17

coco夏ko10角

9
一体どれが真実でどれが嘘なのか?と色々疑いながら読んだ。彩子のことに関してはなんとなく分かったけど、乃梨子はどうなったのか?島は何を隠しているのか?に関しては分からず真相でびっくり。あまり評判よくないけど、個人的にはこういう真相もアリだなぁ。婚約者のことを信じて調べていく主人公かっこいい。2013/06/04

みぃすけ

8
序盤からグイグイ引き込まれてサクサク読めました!沖縄の離島が舞台なので、昔ながらのしきたりや宗教的な何かが絡んでいるのかと思いきや、真相は意外に俗っぽいものでしたね~。でもとても面白かったです。2016/06/08

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