出版社内容情報
特定非営利活動法人Policy Garage[トクテイエイリカツドウホウジンポリシーガレージ]
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内容説明
「チラシを一生懸命作ったのに、どうして行動してもらえないのだろうか?」こうした人の行動に関する問題に新たな解決策を提示するものとして、国内外で新たなトレンドとなっているナッジ。現役自治体職員でありナッジの実践者であるNPO法人Policy Garageと、「自治体の政策にナッジを取り入れる方法」をともに学びましょう!
目次
第1章 ナッジとは?
第2章 ナッジの組み立て方
第3章 ナッジの活用事例
第4章 ナッジの価値と展開方法
第5章 ナッジの限界と他手法との組み合わせ
第6章 ナレッジシェアが拓く自治体政策の未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ま
33
面白かったな〜。副題にあるとおり、ちょっとした仕掛けを作って、望ましい行動を後押しする。「こうしてください」と言うのも一つの手段ではあるが、それだけでは人は動いてくれない。今まで繰り返してきた「こうしたらどうかな?」が体系立てて書かれている。よかった今まで自分のしてきた仕事は間違いじゃなかったんだ(※確証バイアスの可能性あり)。2023/07/17
odmy
0
ナッジって何となく胡散臭いイメージがあって敬遠していたけど、自治体から送られてくるややこしい文書を見るともっとシンプルに書けばいいのにとは思う。そういうところではどんどんナッジしてほしい。あと、ナッジはそれほど画期的な方法というわけではなくて、商売の世界では普通にやられていることだなと思った(「すでに〇〇%の人がやってるのであなたもやりましょう!」みたいなの)。胡散臭さの原因はその辺りにある気がする。全体的にわかりやすい本だけど、カタカナ言葉や略語が多すぎてややうんざりした。アジャイルってなに?2024/03/13
Joecalme
0
ナッジの理論と取組を体系的かつ実践的に解説。適度な情報量で読みやすかったです。EASTフレームワークの解説が詳しく、具体的にどのような手順で事例に落とし込んでいけばよいかが分かります。2023/07/16