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内容説明
天狗……? 天狗ね。そんな昔もあったかしらね。流れ流れて北の町、愛と仕事と生活の頭上をよぎるカラスの声に空飛ぶ夢を思いだす。だが見よ、その空は違ってしまった!! 日本が天狗の国になる疾風怒涛の第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三柴ゆよし
2
天狗の天狗による天狗のための国家樹立を目指し、大日本天狗党大躍進。天狗たることをアイデンティティとする彼らの前に、人語を解さず、空も飛べぬ、謎の生物テングが現れ……。ぎゃあ! 急転直下すぎる! 教授のいうとおり、大日本天狗党の党員天狗が山の行者の末裔に過ぎず、我らこそ天狗という思い込みゆえにあやかしの術を行使できるのであれば、教授の邪眼=真実を視る眼もまた、やつらは天狗じゃないという思い込みの所産であるかもしれない。どちらが正しいのか。そもそも答えなんてあるのか。最終巻へ続く。2009/11/22
アーサー・エリス
1
天狗党がいよいよ日本転覆のために動き出す。天狗の世界を離れたシノブはまたしても居場所を失い、比良井と共に、天狗の国と化した東京へと戻る道を選ぶ。一方で人間社会を模造し始めた天狗党に発起人の師匠は失望しだす。様々な人物が語る「天狗」論が面白い。天狗とは人知を超えたオカルトを解説するための「形」であり、故に人智を超えた力を「持たねばならない」という教授の持論に膝を打つ。次巻でいよいよ最終巻。天狗たちの辿り着く先には、何が待ち受けるのか。2018/04/21
ころっぷ
0
シノブの居場所探しの放浪が続く。世界が逆転的に変化を遂げる中でも己の生き方が何かをひたむきに追う姿が美しい。比良井のキャラクターもかなり好み。2011/11/23
igi_tur
0
うーん。2009/01/31
akagi_paon
0
★★ なにがなんだか・・・。もうついていけない。2008/08/03