内容説明
27歳で韓国から留学生として来日した著者。しかし日本人の曖昧な笑顔や態度、韓国人には考えられぬ不可思議な人生観にカルチャーショックを受ける。そんな困惑の中で知り合った韓国人ホステスたちの姿に、日韓文化のギャップや意外な真実が映し出されていることに気づき始めて……。一留学生が、李朝以来の韓国人が持ち続けてきた日本人像を打ち破り、日本文化と融合してゆく様と、そこから見出した韓国社会の病根と日本社会の意外な素顔を綴った、衝撃のルポエッセイ!
目次
プロローグ 心の国境の間へ
第1章 日本で働く韓国ホステス―なぜ日本に永住したいと願うのか?
第2章 現代韓国の女性事情―だれも語らない生と性のドラマ
第3章 ヤンバンとキーセンの哀歌―現代を支配する李氏朝鮮の亡霊
第4章 韓国人と日本人―知り合おうとしない隣人たち