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内容説明
小学校1年生のとき、不登校になってしまったぼく。でもぼくのまわりには、もっと深いやみを抱えている人たちがいた。いじめ、差別、受験……。教育カウンセラーの著者がおくる、ホントの子どものハートボイス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
大人って!もう!(`Д´) と、自分も大人なのに、主人公すみおくんを中心に登場する子どもたちに同調してました。子どもの心に寄り添わない大人には、子どもたちは敏感です。子どもたちの中にある人間関係がこじれた時(いじめなど)、対処するよりどう寄り添うか、子どもは自分で自立していくものですが、助言は必要ですね。2019/08/22
緑茶
5
周囲に心を閉ざしてしまった純生が出会った友達やいい先生と関わっていく中で再生していくお話。 昨日のハッピーバースデーに続き青木和雄先生の本を2回連続。この本は初読でした。前作同様に、いじめ、障害、親との関わり方など青木先生のような現場で働いてるから書けるんだなと思いました。ハードルも確か近所の図書館にあったから読んでみようかな💭2020/01/12
ようこ
2
うーーん、出来過ぎているというか出てくる子どもたちが理屈っぽくて聞き分けがよくてなんだか窮屈な話だった。筆者の伝えたいメッセージは理解できるのだが、差別発言をした子が主人公側の子に殴られると殴ったほうは悪くない、というような印象を受けた。筋が通ってれば相手に暴力で立ち向かっていいのか?と。2011/03/16
はち
1
人として基本的な大切なことが書いてある。 大人になると自分の価値観を変えることがとても難しいけど母親と藤井先生は変われた。それは子ども達の行動に心を動かされ見本になる大人がいたから。視点が変わり視野が広がり意識も変わったから、けどもちろんそうならない人もいる。 人との繋がりは自分の世界を良くも悪くも変えることができる。 心の声を聞く努力を大人になった今忘れがちになってるけどきちんと向き合わないといけない。 小学生の考えて行動する力がまぶしい。2020/11/24
すみっちょ
1
大人がいじめをするんだから子どもの世界でいじめがなくならないはずですよね。主人公達はよく考え行動できるようになったと思います。改心できない子はそのまま大人になるのかな。いつか自分が同じ目に遭って初めて気付くのか、一生気付かないままなのか…それにしても主人公のお母さん、手紙を隠してるのはいくら何でも罪深すぎます。これで親子関係がよく崩れなかったなと感心しました。