河出文庫―文芸COLLECTION<br> 平将門魔方陣

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河出文庫―文芸COLLECTION
平将門魔方陣

  • 著者名:加門七海
  • 価格 ¥539(本体¥490)
  • 河出書房新社(1996/11発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309473079
  • NDC分類:289.1

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内容説明

「東京の守護神」と呼ばれ、今も“祟り神”の威力を誇る平将門。首塚、神田明神等、将門ゆかりの神社はなぜ北斗七星の形に並んでいるのか? そして、その魔方陣の封じているものとは? 東京の闇に迫る衝撃作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

93
加門さんの魔方陣の話の三作目です。平将門が主な主題となっていて今まででは一番私にとっては楽しいものでした。平将門については荒俣宏さんや様々な作者の方々が書かれていて私も楽しんでいます。ここでは平将門の神社の位置が北斗七星の位置にあるまた政府の陰謀論など面白い考え方が示されています。楽しみました。2023/01/08

誰かのプリン

20
東京で平将門を祀っている神社は以外に多いのですね。首塚はまだ行った事がないのでいつか行ってみたいですね。2018/11/12

kk

17
再読。東京にある平将門所縁の神社の位置を繋ぐと北斗七星の形になるという、レイライン系結界もの。魔多羅神や八幡神、妙見信仰なんかについても語りながら、ガチャガチャ楽しく展開していく紀行と想像。kkは明日はお休みなので、お散歩の参考に。2021/08/17

ミナ

6
加門さんにハマるきっかけとなった本の文庫版。東京の地上に存在する北斗七星に当時もドキドキしたけど、今でもドキドキした。やはり昔の人々がやることは何か深い意味を持っていることが多いのだろう。推論でしかないかもしれないけれど、歴史学からはわかってこないかつての人々の思惑の一端が見えるのは本当に面白いなぁ。2017/01/11

眉毛ごもら

3
再読。世紀末に書かれた本なのでオカルト満載で楽しいですなー。ワクワクしますなー。レイラインとか魔法陣とか好き。初読時にレイラインとか知ってワクワクして調べたもん。歴史上の将門いろいろ調べた結果、浪漫だわーに落ち着くのであるが。江戸幕府が霊的押さえとして妙見菩薩と将門を利用して、明治政府が計画的に将門をぞんざいに扱って、各々政権の呪術者が鎬を削って……浪漫。今の政府にもいるのかな?呪術者とか考えると浪漫溢れていいよねー。呪術合戦はロマン。次巻の大江戸魔法陣が行方不明なのが惜しまれるが多分実家だろうな。2020/07/24

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