別冊太陽 太陽の地図帖<br> 大和和紀『あさきゆめみし』と源氏物語の世界

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別冊太陽 太陽の地図帖
大和和紀『あさきゆめみし』と源氏物語の世界

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  • 平凡社(2023/11発売)
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  • サイズ B5判/ページ数 112p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784582946239
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9493

出版社内容情報

「太陽の地図帖」名作漫画シリーズの最新刊は、不朽の名作『あさきゆめみし』「大和源氏」の世界を研究者の解説でひもとく。大和和紀のロングインタビューやカラー原画も掲載。登場人物図鑑付き。

[目次]

文=愛華みれ/稲本万里子/斉藤昭子/佐竹知佳/佐野みどり/橋本ゆかり/三田村雅子/三村友希/吉井美弥子/ヤマダトモコ(敬称略)

●特別巻頭口絵/『あさきゆめみし』イラストギャラリー
●巻頭言/『源氏物語』の真髄に迫る 『あさきゆめみし』という試み
●作品解説/日本最高峰の古典『源氏物語』を現代に解き放つ!高貴な男女が綾なす、雅な王朝絵巻『あさきゆめみし』
●「名作」の舞台を訪ねて/紫式部の足跡を辿りながら 平安京の面影を歩く
●大和和紀ロングインタビュー/千年の時を超え、その魅力を伝えるために 『あさきゆめみし』が描いた『源氏物語』
第1部:古典の名作『源氏物語』に挑んで
第2部:55年を超える「漫画人生」を振り返って
●登場人物図鑑/登場人物相関図
●大和和紀略年譜・作品&単行本リスト

●評論  
・『あさきゆめみし』に息づく、国宝『源氏物語絵巻』の美
・日本美術史から読み解く 物語の空白を埋める創作シーンと、読者へのメッセージ
・少女漫画のヒーローへと“転生”! 『あさきゆめみし』が救った光源氏
・六条の御息所の重層性を映す「源氏能」の世界
・「髪」が表現する、女君の心情
・現代の源氏絵『あさきゆめみし』と、「源氏絵」の優品
・光源氏亡き後の世界「宇治十帖」で描かれたヒロイン浮舟の“葛藤”
・“少女漫画の王道”としての『あさきゆめみし』の成しえたこと

●女君で旅する『あさきゆめみし』
【Chapter1】桐壺の更衣と藤壺の宮
【Chapter2】六条の御息所
【Chapter3】紫の上
【Chapter4】明石の君
【Chapter5】女三の宮

●コラム
桜と“禁忌の恋”/消えた語り手と「源の典侍」/“青海波”とひるがえす袖/紫の上の最期と“陵王の舞”/「末摘花」のこのうえなく美しいもの/常に控えめな「花散里」の隠された本心とは?/「玉鬘」を照らす蛍の光/回想で描かれる、「空?」との甘美な恋/光源氏の永遠のライバル「頭の中将」/「夕霧と雲居の雁」、その幼な恋の行方/結婚を拒絶する「大君」の意図

●特別寄稿
愛華みれが語る、宝塚歌劇団『源氏物語 あさきゆめみし』秘話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シフォン

32
大和和紀さんが描く源氏物語は本当に光源氏も女性たちが美しい。30年以上前、あさきゆめみしを読むことによって、源氏物語を読んだ気になっていた。原作では書かれていない出会いの部分や登場人物のセリフを追加した等の創作秘話は興味深く読んだ。女性たちは、末摘花、花散里以外は区別がつかない。マンガの再読、現代語訳の小説を読んで比べてみたい思う。2024/03/09

k sato

30
光源氏が二次元で現出!原文に忠実でありながら、独自の解釈も加えて描かれた『あさきゆめみし』。その劇画の完成度や特徴を源氏識者たちが語る一冊。文字で追う源氏物語に比べて女人の美や心の機微が際立ち、無尽の解釈が生んだ傑作画である。フルカラーで再現される平安貴族の優雅さとは対照的に、生霊と化した六条の御息所が至極おぞましい。しかし嫉妬は人間の性。単に嫌悪することはできない。作者・大和和紀氏の妄想力には驚倒したが、もっと過激に妄想している読者がいるのではないだろうか。これが紫式部の遠謀深慮ならば至極成就している。2024/06/09

りー

26
眼福のカラー絵がこんなに!ありがたい。単行本が出る度に「次の表紙は誰かな」とワクワクして買いに行っていたのを思い出します。今みたいに、購入前から書影が分かるなんてことは無かったので。満開の桜と源氏を描いた一枚、厚手のトレペに描いてたのかー!トレペに描く困難さを知ってるので、ますます驚きました。同時期に田辺聖子さんの新源氏物語を読んだので、この2つが私の深層に刻み込まれている源氏。女君の中では朝顔の宮が一番好きですが、蘭陵王の仮面を被る母のシーン、大和さんの創作だと知って脱帽。読み継いでいきたい漫画の1つ。2023/12/26

panashe

23
大河ドラマで「源氏物語」に興味を持ったが原文を読むにはあまりに難解で、漫画ならと手に取った「あさきゆめみし」原文には描かれていない細かな点も多いそうで、書き上げるのはどれだけ大変だったのだろう。原文に忠実、そして少女漫画であることに徹した作品で、現代人がこんなに源氏物語に寄り添えたのは大和和紀さんのおかげだな。大和はお母方の姓、和紀は本名だそう。2024/07/10

mahiro

17
懐かしくてつい読んでしまった。昔一読した時には気が付かなかった作者の意図などが分かって興味深かかった。六条御息所のシーンが上村松園の『焔』からイメージを得ていたなど…大和源氏は現代の源氏絵だそうだ。この作品を読んで源氏物語に興味を持って原文まで行った人、あさきゆめみしで源氏物語を知ったつもりになった人など色々だろう。2025/03/20

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