内容説明
妹が生まれたばかりの翼は、この頃叱られてばかり。お参りにいった鬼子母神の悲しい話を和尚さんに聞かされて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
15
元気一杯の小学校1年生 翼君は、妹が生まれてからなんだか変です。お母さんに怒られてばかりです。そんな折、泊まりに来た祖母と「雑司ケ谷の鬼子母神」と呼ばれる法明寺を訪れ、ご住職から鬼子母神の伝説を聞きます。「夜な夜な町の子供をさらってきては食すことを諭すため、お釈迦様が鬼子母神の500人の子供の末弟一人を隠します。悲しむ鬼子母神に、『他の親も同じなのだ』と諭す」というものです。それを聞き、母親は我が非を悟るのです。「私は鬼子母神であった」と。悟る前の鬼子母神は我欲の塊です。執着を捨てることが悟りへの道です。2018/06/23
どあら
14
図書館で借りて読了。わたなべまさこさんの絵が迫力ありました!2019/07/21
かりんとー
1
仏教の説話すき。2015/05/06
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