講談社文庫<br> 東福門院和子の涙

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講談社文庫
東福門院和子の涙

  • 著者名:宮尾登美子【著】
  • 価格 ¥859(本体¥781)
  • 講談社(2012/10発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062633222

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内容説明

徳川2代将軍の娘和子(まさこ)は、史上初めて、武家から朝廷に嫁ぎ、「稀なる福運の姫君」と称えられた。戦国を毅然として生きた女性・お市の方の血を引いて、自らの苦悩は決して語らない女性であったが、宮廷の冷たい仕打ちは、中宮の紅絹(もみ)の布が知っていた……。涙を秘めた慈愛の国母を描いて、深い感動をよぶ長編小説(講談社文庫)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

shikashika555

26
東福門院の侍女の語りという形式で書かれる顛末記。 語りの雅なリズムになかなかついていけない。 加齢のせいだろうか。御所言葉も語り形式も決して苦手ではないのに。 物語とは関係の無いそんなところでショックを受けている。 天皇家に初めて皇族以外から入内した徳川二代将軍秀忠の娘、和子。 後水尾天皇との仲は良かったらしいが、後宮では苛烈な排斥を受けたという。 読んでいて、なかなかに辛い物語でした。 この頃は御所でも手元不如意であったとのこと。経済的困窮は苛烈なイジメを生むのであるなあと痛感。 2020/01/26

びっぐすとん

12
「公武合体」で和の宮と家茂はよく知られているが、後水之尾天皇に嫁いだ徳川秀忠の娘、和子はあまり知られていない。天皇との間に何人もの子を成したが、男の子は暗殺と思われる死を遂げ、天皇の愛妾たちからの嫌がらせを受けるなど、将軍の娘など天皇の前ではなんの権威もない。和の宮以上に辛かったのではないかと思う。

ゆき

8
お江与もそうですが、女って子供を産むためだけの存在だなー。2015/12/30

greenish 🌿

8
徳川二代将軍の娘和子は、史上初めて武家から朝廷に嫁ぎ、「稀なる福運の姫君」と称えられた。戦国を毅然として生きた女性・お市の方の血を引いて、自らの苦悩は決して語らない女性であったが、宮廷の冷たい仕打ちは、中宮の紅絹の布が知っていた・・・。涙を秘めた慈愛の国母を描いて深い感動を呼ぶ長編小説。

akiko

6
侍女の語りで綴られるので、和子の本当の正直なところはどうだったのだろう?と考えてしまう。皇子の懐妊の争いは凄まじくて怖い。ざっくばらんに言えば、夫の誘いをひたすら待たなければならないって、どうなんだ!宮中の行事やしきたりが詳細に書かれているのは驚き。当たり前だけどちゃんと資料が残ってるんだ!2019/04/03

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