光文社文庫<br> 槍ケ岳殺人行 - 長編推理小説

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光文社文庫
槍ケ岳殺人行 - 長編推理小説

  • 著者名:長井彬
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2014/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334722739
  • NDC分類:913.6

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内容説明

槍ヶ岳中腹の山荘前で、人妻・由美が突然消えた! さらに同夜、他の山小屋でも二人の女性が蒸発していた。夫の立花重利は山を訪れるのだが、由美は谷底で絞殺死体で発見された。なぜか顔を無残につぶされて……。しかも遺品が発見された山頂には、犯行当時、誰一人登っていなかった……。続いて起こる第二の惨劇! 「山の密室」で起こる〃犯人捜し〃の本格ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

5
50ページほど読んで「あ、読んだことある」と気がついた。かなり前に読んだ本だったから、トリックは覚えているけれど犯人を忘れているという、中途半端な記憶をひきずりながら再読。だんだん記憶がはっきりしてきて、半分くらいで犯人を思い出した。ミステリーの再読って、記憶力を試されるようでおもしろいかも。30年前の作品だからか、山や山小屋の実名がでてくるし、その山小屋の管理人やスタッフまで巻きこまれるし、そんなところに時代を感じた。今だったら山小屋は架空の設定にするんだろうな。 (★★★☆☆)2015/09/26

かぐや.

1
槍ヶ岳には登ったことがないけど、今まで読んだ山岳小説で思い描いていたのと同じで、山気分は味わえた。そこに人間の感情の動きが絡んでくるのだけど、それがすっきりと心に入ってこなかった。人物像が具体的に浮かび上がらなかった。ちょっと残念。できれば山で殺人は起きてほしくないなあ。2018/05/05

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