内容説明
ストレスという言葉は、今ではもうすっかり有名になっていますので、今さら説明するまでもないと思いますが、とにかくこの本は徹底してシロウトさんのために書こうと決めたものですから、ちょっと説明しておきましょか。要するにストレスとは、「対人関係だの、仕事だの、勉強だの、家庭生活だの、生活環境だの……、人間が社会生活していくのに必要不可欠な要素で、それ自体、本来楽しいことでもあるけれど、ちょいと具合が悪くなったり、度が過ぎたりして、『なんや、しんどいなァ』となった状態」ということです。偉そうに言うほどの説明になりませんでしたけど……。こんなことから人は、下痢をしたり頭が痛くなったり、身体のあちらこちらに不調を訴えるということになってしまうわけです。また、身体症状に出ないまでも、気分が塞いだり、やる気が出てこなかったり、下手すりゃ「ホナ、死のうか」とまで考えるのですね。恐いもんです。言うときますけど、決して他人事やないですよ。もちろん中には、「少々のストレスにはへこたれへん」という剛の者もいるにはいますが、その人だって、自分の嫁さんや子供や親戚の者の中に、あるいは職場の同僚・部下、友人の中に、いつ出会うかもしれませんわね、「ホナ、死のうか」と考えるタイプの人に。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideyuki Tetsuka
2
★★☆ 目指せオールマイティーマン2019/04/29
504
0
「色即是空」今まで読んだ本の中にも出てきたけれども、この本の解説がいちばんしっくりきて納得できた。2012/10/22
mita
0
ものは見よう考えよう(t)2009/12/12
餃子
0
お節介なことを生業としている自覚を持つこと。常に柔軟性と、ひらめきを。小説みたいにほっこりする先生の章がお気に入り。2018/09/15
ぴよちゃん
0
心を楽にする考え方。クライエントさんとの事例を読んでそんな考え方や対応方法もあるのだなと。2018/06/07




