光文社文庫<br> 蜃気楼の殺人 - 長編推理小説

個数:1
紙書籍版価格
¥607
  • 電子書籍
  • Reader

光文社文庫
蜃気楼の殺人 - 長編推理小説

  • 著者名:折原一
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 光文社(2014/01発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334721824
  • NDC分類:913.6

ファイル: /

内容説明

新婚旅行の思い出をたどるため――銀婚式を迎えた野々村省三・文恵夫妻は、二十五年前と同じく、能登へと旅立った。ところが、省三が何者かに殺され、嫌疑は姿を消した文恵にかかった!? 娘の万里子は両親の足跡を追い、真相を探る。やがて、謎の女の影と、新婚旅行に隠された驚愕の事実が……!? 錯綜する過去と現在! トリック巧者が贈る会心ミステリー!(『奥能登殺人旅行』改題)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

86
〔再読〕ある夜、娘の万里子に父親の死が、突然警察から伝えられる。それは石川県の観光地で見つかった遺体の確認と、父親を殺害したと思われる母親の消息不明である。万里子は母親を探して石川県へ向かうが、やがて母親の遺体も発見される。初期の作品らしく旅情ミステリの雰囲気が楽しめるが、反面叙述ミステリとしては印象が薄い作品だと思う。読者が解らない様に勘違いをする様に、そう言った文章の作りをするのが叙述トリックである。本作はまだ正しい組み立てに気づいた時の衝撃が少なく、真相を推理するという点からは程好い良作だと思う。2020/09/27

そのぼん

14
父親の死の真相を探るために娘が旅に出て・・・といった感じのミステリーでした。プロローグでヒントが出されていたせいか、インパクトは少ない感じがしました。2012/08/17

いちご大福

1
★3.5 折原さんの叙情ミステリーファンの私。折原さんの作品の中では、読みやすくさらっとしていて薄いので叙情ミステリーデビューする方にはお勧め。時代設定が古くて面白いです。2010/06/21

鈴と空

1
驚きもそれほどなく、「騙された!」って爽快感もなく…。残念。2009/07/11

ココアにんにく

0
19960503読了

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/421506
  • ご注意事項