内容説明
「時計にきざまれる時間」は権力や政治のありかた、人々の日常生活をどのようにして変えていったのか。もっぱら否定的に語られてきた伝統的な住民共同体には、いかなる柔軟で豊かなイマジネーションを持つ習俗があったのか。フランス近代の社会生活における時間や習俗の歴史と、そこに息づく人々の生活世界をたずねながら、現代におけるしなやかな時間の感覚と生き方の可能性をさぐるフランス史の旅。
目次
1 歴史のなかの時間(時のはかどりを時計が告げるようになるとき 時を治めることは社会を治めること 実用の時計とシンボルの時計 鉄道のネットワークと時間の統一 ほか)
2 習俗世界のイマジネーション(若者たちの五月 火祭りのほのおは燃える 七月十四日の祝祭と革命の神話化 ヴァカンスの季節、あれこれ ほか)
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