内容説明
偉人は何がエライのか、鰯の頭は効くか、人は死ぬとどうなるのか……宇宙の深淵から詐欺の手口まで、素直な疑問、思いもかけない質問について、やわらか頭を駆使して中島らもがとことん考えた。とことん考えて“僕にはわからない”コトがわかったりもする、ホントにらもがとまらない、“哲学”的エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
64
エッセイ集。氏のエッセイの中では哲学的だ。「宇宙のほんとのことはどうなのか」、「なぜ人間は無知なのか」「人は死ぬとどうなるか」他。また氏はホラー映画が好きなようでホラーにまつわる話もところどころまじえて面白かった。2017/04/06
ぜんこう
24
★★★読メ登録1000冊目★★★ アルコール性肝炎での入院時から退院の2年後あたりに書いたせいか、酒や薬の話題は控えめ。 しかも笑いをとろうとしていない”哲学的”エッセイ。 でも何というか一般的なエッセイってこんなのかもなぁ(笑) 笑いは狙わずとも、多彩な内容と らもさんらしさはちゃんと出てました。2018/09/14
そうたそ
16
★★★☆☆ 面白い、というよりもどこか哲学的な内容であり、らもさんの博識ぶりに驚くばかり。他愛もないところからグイグイと掘り進めていくような語りぶりが面白い。2019/11/02
ちこた
8
『哲学的エッセイ』と書いてあったが、哲学的なのは一章だけであとはホラーとか、わるものとか、こわいものとか…。わかぎえふさんのあとがき?に書かれていたがこのエッセイは2年間で書かれたものらしい。読んでみると分かるが、二年間でこのエッセイを書くにはかなりの情報収集力が必要だと思う。エッセイを書きながら連載を何本もこなし、テレビ・ラジオ出演もし、講演もやっていたなんて…!!2012/09/29
kera1019
5
「ガダラの豚」の取材旅行を書いたケニアの呪術師という章で、本来アフリカから始まる予定だったのが湾岸戦争が始まった為「最低限、ケニアに行きたい。」と言う中島らもの希望が叶わず、仕方なしに東京を舞台に話が始まった事から「ガダラの豚」が大長編になったいうのはオモロかった。2012/04/20
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