内容説明
高齢化社会が進み、セカンド・ライフが重要となっている昨今。死ぬまで元気を保ち、一度のチャンスである人生を活用すべきではないだろうか。江戸時代、貝原益軒が著(しる)しベストセラーとなった『養生訓』。その精神を受け継ぎつつ現代人のための「養生」を提案する本書は、食・性・心にわたる東洋思想の真髄を解説。心身ともに健やかに、長生きをするための指南書。
目次
1章 いま蘇る『養生訓』―碩学・貝原益軒とその思想
2章 食で養生し、食で治す―現代人のための食養生
3章 「接して泄らさず」の秘法―『養生訓』に隠された道教の奥義
4章 第二の人生を豊かに生きる―人生後半のための養生とは
5章 一日一日を充実させる―死ぬまで元気、心の養生
6章 来しかたに悔いはなし―先人たちの大往生に学ぶ