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内容説明
【子どもの心を整え、強くする言葉が満載!】「しっかりやりなさい!」「なかなか勝てないね……」「ドンマイ! 気にしないで!」など親の声掛けは、応援のはずが、子どもにプレッシャーをかけ、やる気を失わせています。本書は、子どものスポーツを応援する親、コーチ、部活の顧問、体育の先生に向けて、子どもが伸び伸びとスポーツに熱中できる声かけや応援を紹介する本です。トップアスリートからビジネスパーソンまで幅広い指導経験があるメンタルトレーナー、辻秀一氏が、スポーツの現場でありがちな声かけを挙げながら、心についての基本的な考え方を紹介し、子どもがスポーツに夢中になる声かけや、パフォーマンスが上がる声かけを提案していきます。 【たとえばミスをしたときに…】×「気にしないで!」(逆に気になる) ×「なにやってんだ!」(子どもが委縮する。過去にとらわれる) ○「今、ここに集中!」(目の前のことに集中できる)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よつば
10
これを読んで声かけが変わる人は、もともと怒鳴ったりしない人なんじゃないかな。怒鳴る人はこの本は手に取らないんじゃないかな。2017/05/05
GELC
8
著書の本2冊目、期待通りの素晴らしい内容。声かけを題材にしているが、あらゆるシーンで心を整えるために役立つ理論が満載。過去にとらわれても仕方ない、そして結果はコントロールできないので、今小この瞬間に全力を傾けることが肝要。その意味で大切な試合、強い相手等の意味付けは不要。また、否定語も避けるべきで、逆に何をすべきかを明確に伝えなければならない。相手がうまく動かないときはまず受容する姿勢も大切。その上で、結果ではなくのでなく頑張ったこと自体を評価すること。2022/09/07
のり
8
人間のパフォーマンスは「何を」「どんな心で」やるかで構成される。ご機嫌=フロー状態。何をしていてもパフォーマンスが高いのはフロー状態。応援される側にとって力になる存在は、心がフロー状態の元気な人、どんな場面でもひたすら前向きな声援を送ってくれる人。子ども(選手)への声かけは、声をかける側の心もフロー状態であることが大切。次に向かう声かけ。否定表現はダメ。今できることに集中。本人の成長に目を向ける。具体例がいくつもあって参考になりました。こういった声かけなら、心を乱さずに切り替えできただろうなと思いました。2017/05/08
ローリングス
8
常々疑問に感じていた『声かけ』の本が、偶々入った本屋にあったので即買い。 本書では、日常でもスポーツでも、『何を』『どんな心で』やるかが大事であり、『何を』は具体的に『指示』に繋がる事を、『どんな心で』は『少しでもご機嫌な気持ちで』でやっていけるかの『支援』に結びつくものと定義しています。 原理原則に基づいた大賛成な内容で、息子が所属するチームで読み回したい!2017/03/30
rc005063
7
著者の理念は「過去よりも今に視点を向ける」ことが徹底されており非常に共感できる。声かけでも同様。指示は具体的に、早く行い、選手をフロー状態へ向ける声かけをするのがコーチの腕の見せ所。指導していると色々言いたくなるが、選手が目標達成できればいいのだから、自分を出す必要はないのだなと思う。お互いフローでいれる声かけをしつつ、常に選手の気持ちや視点を現在に向かせる働きかけを意識したい。2017/12/28
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