文春文庫<br> 涼しい脳味噌

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文春文庫
涼しい脳味噌

  • 著者名:養老孟司
  • 価格 ¥519(本体¥472)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784167573010
  • NDC分類:914.6

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内容説明

少し前までは「身体髪膚、これを父母に受く」と教えられたものだ。ところが、“武士は食わねど高楊枝”と言い出したあたりから、日本人は精神第一主義に走り「身体」を置きざりにしてきた。脳死や臓器移植が取沙汰される昨今、改めて「心と身体」について考えてみたい。生身の人体を陳列した「人体博物館」があると良いのだが……。ベストセラー『バカの壁』著者による、64のコラム。思想、言語、権力、文化、教育を自然と相対させ、生命の本質を抉り出す。

目次

残された唯一の自然
人体の博物館
日本の思想
プラスティック人間創世紀
殴るとはどういうことか
人形とはなにか
言語とはなにか
日本語の特徴
手続きはなぜあるか
正しいとはどういうことか〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

34
「もし、文化の間に相互理解があり得るとしたら、それは学問を通す以外にありえない。それ以外は人間どうしの理解である」(差異の体系)2015/02/12

bittersweet symphony

2
未読本棚にあった養老本はこれで最後(bookmeter登録分では5冊目)。三木成夫・養老孟司・布施英利という学問的ファミリーツリーがあるんですね。三木成夫ルートで吉本隆明つながりがあろうかと検索したら対談はあるようで追ってフォロー。布施英利本は未読本棚に一冊あるので連鎖読みすることになりそうです。2021/10/23

のてぃお

2
養老さんの本は今回が初めてですが、雑誌に掲載されたものを集めた短編集でもあり、養老さんがどのような人で、どんな考えを持っているかを知る上では、この本を最初に取って良かったと思います。2010/12/09

hibimoriSitaro

1
再読。1995年6月初版の1998年10月9刷。I部は「諸君!」,II部は「文學界」に連載されたコラム集である。だいたい時評と書評に分かれている。唯幻論と比較されるの嫌だろうなと勝手に思ってたので,岸田秀先生への言及があってひどく驚いた。他にもアライグマ・山本達彦・手塚治虫など知った名前が散見されて嬉しく読める。書評のほうは未読の本ばかりだが,それでもひょいとスティーブン・キングが登場したりする。2022/11/28

yuya

1
ゴキブリの話と身体の博物館と子どもとお金2019/10/14

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