集英社文庫<br> ネオ・ゼロ

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集英社文庫
ネオ・ゼロ

  • 著者名:鳴海章【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 集英社(2016/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087456622

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内容説明

北朝鮮の原子力施設を爆撃します。協力を願いたい――。米国からの重く困難な極秘要請をうけ、日本の技術者により最新鋭の戦闘機「新・零戦(ネオ・ゼロ)」が開発された。任務を遂行するのは、元自衛官のパイロット、「ソ連機を撃った男」那須野治朗。誰が敵で誰が味方? 各国の思惑が交錯する中、男は一人飛び立つ。陰謀渦巻くサスペンス、呼吸を忘れる空中戦闘、男と男の絆。名作は時代を越える。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

16
そうか、前に単行本で読んだのは四半世紀前か。あの時と今と見直すと、感想の方向もだいぶ変わってくるな。メカニズム的なアラは別として、北の某国の原子力施設をつぶすために周辺諸国が「とりあえず」すべて(多少濃淡はあるものの)裏で手を握る、という設定は今も面白い。しかも、その周辺諸国、米、露、中、韓、すべてが陰謀を企んでおり、その中を日本が独自に一機だけ開発したFSX、ネオ・ゼロに乗った主人公がこのミッションに挑戦する、というもの。ストーリーは楽しめたけど、まァいろいろ考えるところはあるかな。(笑)2017/11/30

k-katayama

9
電子本で購入。ちょっと読了まで時間がかかりましたが、電子本なので、読みたいと思ったときが入手のしどき。このあたりは便利ですね。アメリカと日本、中国とロシア、北朝鮮、韓国 この構図の中で,あまりにも日本の立ち位置が情けなさ過ぎる。平和を貫くことと自国のアイデンティティを主張することとは決して矛盾しないことを、「日米安保」を卒業することで示して欲しいもんだと、この作品を読んでも痛感する。独立国「日本」の誕生を切に願うものです。2018/09/29

niz001

6
やっぱり燃えるなぁ。シリーズでは最初に出たこの「ネオ・ゼロ」が一番好き。「ネオ・ゼロ」が出たと言う事は「ゼロと呼ばれた男」もそこそこ動いたのね、良かった。あと2冊も。2017/11/19

kashimacchi

5
読後に26年前に刊行されたものだと知りました。確かに文中の時代が80~90年代だったから ?とは思ってましたが…内容からは今でも北の状況は世代交代があってもあまり変わっていないのね。来月どう変わるのだろう。とにかく興味ある分野なので楽しく読めました。2018/03/31

納間田 圭

5
蘇った零戦の名がネオゼロ。経済制裁も何のその…ますます増長してくる北の恐怖。ついにホワイトハウスが下した密命は、日本人の元自衛官によるネオゼロでの核施設爆撃。作戦の内容は…ソ連の戦闘機4機が日本領空へ侵入…それに呼応してネオゼロを含めた日本の4機がスクランブル。日本海上空で合流しそのまま朝鮮半島をかすめながら、ソ連領空手前まで追随し、見送り別れる時にネオゼロとソ連1機が入れ替わる…当然、時代遅れの北のレーダーでは判別は無理。その後ネオゼロはソ連領空からUターンし超低空飛行で核施設に迫る予定だが…はたして2017/12/23

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