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内容説明
ひとは信仰を持つことにより、いかに変わるのか。自分のいのちは自分だけのものなのだろうか。本当の思いやり、親切とは……。本書は、歴史上の英雄たちの生きざまや、話題になった映画の中で描かれた愛の姿など、身近な題材を通して、ひととしていかに生きるべきかを見つめ直す随想集。女として、作家として、老境に入った著者が、迷い多き人生の過ごし方を教えてくれる。
目次
第1章 愛の痛み―「カミーユ・クローデル」を観て
第2章 死について考える
第3章 日本人であること
第4章 愛と悪魔はひとの心にすむ
第5章 旅で発見する新しい自分
第6章 たった一度の人生だから