内容説明
老いを病気と捉え治療に励む現代人。しかし病も老いも克服するものではなく、どう付き合うかが問題なのだ。人と老・病・死のかかわりを正面から見据える。
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目次
老いは病気ではない
若さの驕り健康の驕り生命の驕り
人間万事塞翁が馬
“役に立つ人間”という罰
病気のときは、しっかり病む
異常事と闘うキリスト教徒
“養生”という生き方
人間は病気になるのが当たり前
手術を拒んだ青年―生死を神に委ねる
人間の愛の限界―愛と慈悲
命は救っても、人は救えない
高度医療の黒い影〔ほか〕