パリのマリア

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パリのマリア

  • 著者名:竹下節子【著】
  • 価格 ¥3,135(本体¥2,850)
  • 筑摩書房(2016/01発売)
  • ポイント 28pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480856630

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内容説明

何度もその前にマリアが出現し、埋葬後56年経てなお生前の姿を保っていたカトリーヌ・ラブレー。硬直した体を暗闇のベッドに横たえ眠らずに神の声を聞き、毎週金曜日にはその聖痕から血を流す。神父が運んでくる小さな聖体パンのみが食事という超常的な50年を送ったマルト・ロバン。第2次大戦中にパリの修道院でレジスタンスを支援しながら同時に戦場にある若い兵士を訪問したイヴォンヌ=エメ。たった100年ほど前に起きた奇跡の主人公たちを紹介し、その魅力を探る魂の書。

目次

パリのマリア―ヨーロッパは奇跡をどう扱ってきたか カトリーヌ・ラブレーの物語
闇の中のロゴス―村娘はいかにして聖女になったか マルト・ロバンの物語
天翔る聖女―戦う修道女はいかにして愛する男のもとへ飛んでゆく力を得たか イヴォンヌ・エメの物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なっく

0
単に奇跡を興味本位で紹介するだけでなく、本人の苦しみ、教会側の対処など、様々な視点から客観的に書かれていたので、とても興味深く読むことができました。 自らの肉体を極限まで追い詰めても、心の平和を希求して信仰の道を突き進む、そんな中世の信仰者たちのすさまじいまでの敬虔な姿勢に感銘を受けました。2006/08/05

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