内容説明
10年前の夏。出会いは海岸道路。きっかけは、僕の古びたピックアップ・トラック。声をかけて来たのは彼女だった。23歳の由紀子は、僕より2つ歳上の彫刻家の卵。初めての個展を控え、作品を運ぶために、僕のトラックを借りたいという。そして、僕たちの夏は始まった。彼女は彫刻家を、僕は12歳で誓った夢を追って、2人はその夏を駆け抜けた――。僕の人生を変えた、少しだけ甘い想いと、かなり苦い涙。極上の青春小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
81
決して砂のようにではありませんが、サラサラとアッという間に読了でした。200頁程の短編集ですし、さらっとしたラブストーリーですから、ストレスなく読み進めていけます。いい意味でワンパターンなのですが、そのパターンを期待している自分がいます。男女の出会いや馴れ初め、そして結果に至るまでがステキに綴られています。タイトル作ももちろんステキでしたが、他の2編も良かったです。「彼女のウェットスーツ」はドキドキさせてくれますし、また笑わせてもくれました。「ヤドカリ食堂」はまっすぐな二人のやりとりが印象的でしたね。2024/05/25
happy3939
1
たまには、ラブストーリーの小説もいい。そして、全て海辺なのがいい2022/10/05
読み人知らず
1
この人の話でよくある展開。タコを揉む手からグリップがきつすぎるとわかるとは。どんな話しや。2012/05/04
Yossarian
0
下手くそすぎてお話にならない。ネットの無かった時代はこんなのでも運がよければ本にしてもらえたのでしょう。
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