角川文庫 小さな手紙 - 詩集

著者名：銀色夏生

KADOKAWA（2014/03発売）

• ISBN：9784041673225

内容説明

＜ｂ＞※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。＜／ｂ＞＜ｂｒ／＞＜ｂｒ／＞好きな人のことばやしぐさは人から人へ伝わる透明な小さな手紙のようなものだと思います。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[優希]

言葉がとてもニュートラルで、心の中に染み込んでくるのがわかります。何処か孤独で、それが透明感のある美しさでもあり。銀色さんの詩を読むのは初めてですが、静かで、壊れそうで、繊細な印象です。心に刺さりますが、だからこそ震えました。シンプルな言葉だから、痛みを感じても癒されるような気がします。鋭いけれど優しい言葉を沢山頂きました。

2014/06/30

[Shoji]

銀色夏生さんの詩集を初めて読んだ。第一印象は「とても静謐な感じ」。第二印象は「心地の良さ」。語り掛けてくる感じがとても良くて、心に沁み込んで来た。美しい言葉を紡げる人って素敵だな。

2025/10/27

[Heart]

銀色さんの詩がたくさんつまった一冊＊「単純なこと」の詩が印象的＊「ぐちっぽい人はぐちをこぼすのがすき/ぐちをこぼすのが嫌いだったらぐちをこぼすはずがない/単純なこと」なんか奥が深くて難しいなぁと思ったけれど、とても印象に残った。銀色さんの詩を読むともっと頑張って生きようと思えるのと、優しい気持ちになれるので救われます。(*´ー｀*)

2016/07/26

[パスティル]

孤独だけれど美しさが伝わります。何かをはげみにしつつ生きていく｡癒されました。二十歳で読んだ時、以来の銀色さんの詩集でした。一つ一つの言葉が、再び体にしみこんでいきました。

2014/09/15

[(*>∀<)ﾉ))★]

癒し。そしてどこか突き刺さるような詩。病院の待ち時間にさら〜っと読みました。

2016/03/23