集英社文庫<br> 日本ダービー殺人事件

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集英社文庫
日本ダービー殺人事件

  • 著者名:西村京太郎【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 集英社(2013/06発売)
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  • ISBN:9784087480191

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内容説明

競馬専門誌「週刊ホース」の新人記者芦沢は、先輩・松本の強烈な個性に興味を持っていた。日本ダービーを間近に控えた五月、十二連勝を飾る本命馬タマキホープのオーナーとジョッキーのもとに、「出走を取り消せ」という脅迫状が舞い込んだ。十津川警部はその文面に無気味さを感じる。厳重な警戒にもかかわらず、続々と起る怪事件。競馬界内部の不正と仕組まれた罠にいどむ十津川警部の名推理。長編小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅木原

4
日本ダービー直前、大本命馬の馬主と騎手に脅迫状が届き、十津川が捜査に乗り出すが……。ダービーで八百長は可能なのか? という疑問を出発点に、二転三転するプロットの捻りと、70年代の競馬界の内幕小説としての興味で読ませる。西村作品にしてはディテールもわりとしっかりしてるし、最後の最後まで油断できない展開はなかなかスリリング。最終的な犯人のアレコレの扱いとかに疑問はあるので傑作とまでは言わないけど、岡嶋二人の競馬ものみたいに競馬オンチにも楽しく読ませる、意外とめっけもんの佳作。面白かった。2015/11/24

竹本明

2
西村京太郎の作品の中でも今回のは・・・・少し変わった感じの物語であった。年代的に古い作品であるからだろうか?とも思ったりしたが、それでも解決間際の事件が2転3転するあたりは面白かった!競馬にはあまり興味がないが・・・2010/01/24

義輝仮面

1
【★★★★★】 馬主と騎手への脅迫状をきっかけに、十津川警部と競馬関連の記者の2サイドを中心に、次々と起こる殺人事件に挑む。 当時の競馬界の事情を背景に盛り込んでるが、全然知らない私でも楽しむことが出来、また終盤はドンデン返しが連続してて、最後まで楽しめた作品。 2018/08/27

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

0
 1993年 4月25日 初版2015/03/21

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