光文社文庫<br> 魔豹人 - 長編超伝奇バイオレンス小説

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光文社文庫
魔豹人 - 長編超伝奇バイオレンス小説

  • 著者名:菊地秀行
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 光文社(2014/01発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334715946
  • NDC分類:913.6

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内容説明

疾風のような脚(スピード)と研ぎすまされた牙(パワー)をもつ水月豹馬。この妖異な能力(ちから)を秘めた超A級用心棒(バンサー)が、ふとしたことからヤクザの抗争にまきこまれた。その背後には、古代日本の〃伝説の種族〃の超技術を狙う陰謀が? 秘密の鍵を握る美少女を守る豹馬! 怪人物〃御前〃が送り出す人外の魔人たちとの奇怪で壮烈な死闘が始まる! 痛快無比、容赦なく面白い傑作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キー

7
1989年の菊地秀行作品。 それまで数作、短編でのみ描かれた豹男・水月豹馬を主人公にした、唯一の長編作品。 水月豹馬は流れ者の用心棒。今作で護衛するのは、ヤクザの娘、この娘の体の中に、「山に棲むもの」が独自の技術で作った「気象調節装置」の秘密が隠されていて、その秘密を手に入れようと、2つの組織が暗躍して、という物語。 筋立てからは、壮大な物語になりそうですが、出来上がりは、昭和30年代の日活映画『渡り鳥シリーズ』のよう。 あえて、地方ロケアクション的なこじんまりとした世界を目指したのかもしれません。2022/07/17

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

1
☆×4.0…彼の作風であるバイオレンスは割と強めに出ています。もちろんそれの意味することはかなりきつめの性表現があるということ。ですが、それよりも豹馬の凄腕ぶりが目立つので多少はマイルドになっていると思います。ですが、きついです。相手に過不足はなし。時に豹馬も苦しめられますし。最後の最後も少しぼやかされているので面白く読むことが出来ました。2012/10/08

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