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内容説明
遠いところへ出かけるのも楽しいけれど、家のまわり一キロ四方を三遍歩いてみても、その度に面白い発見がある。肉も魚も野菜も、おいしいものは好きだけれど、それは贅を尽くした料理じゃなくて、その土地で採れた素朴な旬な味がよい。――八十歳を越えてなお、山を愛し、家庭を守り、精力的に執筆活動を続ける著者。本書はその著者が、折にふれて感じる人生の妙味を綴る随想集。自らを絶えず成長させたいと願うすべての人に、心をこめて贈る一冊である。
目次
私の好きな旅（近くを見る旅；旅のたのしみ；美しい自然を大切に ほか）
私の好きな食べ物（季節の味を大事にしたい；家庭料理はやさしい；男子厨房に入るべし ほか）
私の健康法（姑を看取って；若いときから体力づくりを；おならの話 ほか）
女の気持ちあれこれ（女のおしゃれとは；生きがいについて；正月を迎える；だまされる；にせの花 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナウラガー_2012
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塩原・「和泉屋旅館」、湯ケ原・「北川」、隠岐の島・西郷町「高梨旅館」、丹沢・道志山塊「日の出屋」の鴨鍋、網走近い浜小清水町の「あけぼの旅館」、伊豆・湯ケ野「てっぽう」、上州鬼石「ヤシオカン」、軽井沢の「小瀬温泉」／「長寿の秘訣は何ですか？」という質問に対して、１１５歳の泉重千代さんの言葉..「私は、もっと怒らない人になりたい。そのために、毎日、こんな自分では駄目だと思い続けている..」／2012/01/16
