内容説明
<ロマノフの石>が欲しい…狂おしい昼下がりの情事の後で、高千穂財閥の若き会長夫人が一言漏らした。女と宝石にかけては絶対の自信をもつ商社マンの香月は、奮い立った。夫人が口走ったのは、ロシア革命以前にロマノフ家が所有していた伝説の巨石ダイヤに違いない。それこそは香月がこの十八年間探し続けていた、亡父の死の謎に絡む宝石であった。巡りあった神秘の宝石には思いもよらぬ歴史の闇が隠されていた。宝石をめぐる欲望と情事の官能サスペンス!
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