内容説明
登場人物数十万人、人間関係のるつぼ、それが平家物語の世界である。そして頂点に立つ男たち、平清盛、重盛、後白河法皇、源頼朝、義経、木曽義仲……。動乱のさなか、組織の命運をかけて闘うかれらに、人間関係の真髄を読みとる。組織を活性化させる人間関係のつくり方を、この平家物語からいかに学ぶか。
目次
プロローグ 子殺しと平家物語
第1章 平家全盛―組織運営と人間関係
第2章 義仲・頼朝の旗上げ―激動期の行動力について
第3章 義仲の敗北―人生の「勝ちパターン」「負けパターン」とは何か
第4章 義経の活躍―企画力、そして男の猜疑心の怖さについて