光文社文庫<br> 血の砂丘 - 長編推理小説

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光文社文庫
血の砂丘 - 長編推理小説

  • 著者名:笹沢左保
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2014/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784334714437
  • NDC分類:913.6

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内容説明

能代(のしろ)三香子は、別れた夫船津久彦が溺愛する娘千秋を、復讐のため誘拐した。三香子は交通事故を理由に離婚されたが、これは久彦が愛人と結婚するための罠だったのだ。ところが、何者かが娘を逆誘拐!? 三香子は現在の愛人・別所攻次郎とともに、娘の行方を追ったが……。二重誘拐という斬新な状況設定のなかで展開する、本格ミステリーの白眉(はくび)!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

66
交通事故が理由で夫と離婚した女性。その事故が夫によって仕組まれたものだと知った彼女は、復讐のために我が子を誘拐するが、その子供がさらに誘拐されて…。という粗筋から一気に興味を持って読む。真犯人こそ消去法で推測できるものの、どういう風にその誘拐を成したかが一歩一歩明らかになっていく様は頁を捲る手が止まらない。主人公たちが鳥取の殺人と事件を結びつける根拠がちょっと弱かったり社会的立場のある人間が簡単に危ない橋を渡るかな等の疑問はあるものの、それらは瑕疵。著者のストーリーテリングを存分に楽しめる一冊でした。2022/11/19

コマンドー者

0
80年代中期の誘拐ものサスペンス長編。主人公が誘拐した実の娘を更に誘拐されてしまうという二重誘拐設定が斬新。笹沢氏の作品としては上位クラスの仕上がりの作品。2023/04/01

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