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内容説明
激動の時代を生き抜くための知恵、人生の指針を求めて、人は歴史を振り返る。そして、その絶好のテキストともいうべきものが、すぐれた歴史小説である。本書は、司馬遼太郎、海音寺潮五郎、新田次郎、子母沢寛、吉川英治という五人の巨匠とその作品を取り上げ、歴史小説をいかに読み、いかに愉しむかをあますところなく説き明かす。歴史ファンのみならず、現代人必読の一冊である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
15
○司馬遼太郎、海音寺潮五郎、新田次郎、子母澤寛、吉川英治という著名な作家の著作を通じ、著者の作品やその背景についての考えをのべています。読者層であるサラリーマンと時代背景への視点は面白かったです。また海音寺潮五郎さんの武将列伝への想いが伝わったのでまた読もうと思いました。2020/09/28
ともとも
3
さらには、これからの時代を 自分らしく、強く生きていくために、必要なもの・ことを この作品から教えられた、そんな気持ちにさせられてしまい 作家さんと歴史との時空を超えた「心の交流」をしたかのような 素晴らしく良い感覚に陥ってしまいまう作品でした。 新春、第一弾の読書・読了が、こんなに素晴らしい作品で 本当に良かったです。 2012/01/12