他界と遊ぶ子供たち 少年たちの資本主義

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他界と遊ぶ子供たち 少年たちの資本主義

  • 著者名:芹沢俊介
  • 価格 ¥1,815(本体¥1,650)
  • 青弓社(2014/06発売)
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  • ISBN:9784787230447

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内容説明

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いま子どもたちはどこへ向かっているのか? 遊びの変容、清潔ブーム、おたく族と胎内商品、噂話と死・他界への衝動など、加速する消費資本主義社会のなかで強まる逃走願望と、実際には依存を深める子どもたちの姿を描写する。

目次

はじめに──逃走と依存〈子供たちの現在〉I 少年たちの資本主義 イノセンスが壊れる時  父と子/エディプス理論の射程*暴力と対抗暴力  悪/禁止と破棄  イノセンス/市松人形の視線*アヴェロンの野生児とイノセンスの解体  盗み/所有欲と奪取欲の互恵性*万引とかっぱらい*重層化される欲望と互恵性の回路 変容する子供たちの遊び空間  子供の空間把握の変容*「ミクロのユートピア」の成立*統合技能と拡散的生産性*空想マシンとしてのファミコン 胎内商品の現象学  清潔ブームと商品化の現在*「誰のものでもない空間」の占有化*胎内商品と資本主義の現在II 他界と遊ぶ子供たち かくれんぼの向こう側  反復強迫と死の衝動*衝動の放棄と成長願望*かくれんぼの構造*神話と「かくれんぼ遊び*他界への通路──須佐之男と浦島太郎*他界への通路──『今昔物語』と『日本霊異記』*他界へワープする子供たち 他界と遊ぶ子供たち  システム社会の“鎖の輪”*死の結婚*遊戯の現在*他界に旅する子供たち 子供たちのうわさ話と死  「うわさ話」の機能的側面*異議申し立てとしての「うわさ話」*性的禁止の侵犯としての「うわさ話」*死へ向かう「うわさ話*/「うわさ話」と退行する子供の心性あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まち

0
★ これがジェネレーションギャップってやつか2017/05/23

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