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内容説明
江戸時代。浪人の富嶽十蔵は西洋の学問に通暁し、とにかく粋であることを信条とする。哲学する素浪人・富嶽十蔵の生きざまをしかと魂に焼き付けよ!! 「在ることの二乗を描けば事実に匹敵し、在ることの二乗の在ることを描けば事実を超ゆ」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫丸
14
デビュー作「大正野郎」は、ひとつの美意識をオーバーに表出し、かつ嘲笑のリアクションまでも想定したクレバーな作風で目を見張る出来だった。本作が第二作。泰西思想と日本情緒を等価に論じ、部分的にテクノカットを取り入れるモダン侍の話である。今読むと「北斗の拳」を土台にした部分がたくさんあるのに気づく。主人公は不敗のジュウザという感じ。しかし著者21才時の作とは恐れ入ります。2020/03/10
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
2
哲学する侍って言うほど哲学って感じじゃないけど、すでにへうげた表現に溢れてる2020/06/16
コリエル
1
侍が哲学を語ったら粋なんじゃないだろうかというワンアイディアで描かれた作品。後年になってへうげを描いたことからも、時代もの好きなんだろうな。2019/05/24
hanro
0
読み終わった後、つい富嶽十蔵を検索してしまった。 2014/01/31
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