人工身体論 あるいは糞をひらない身体の考察

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人工身体論 あるいは糞をひらない身体の考察

  • 著者名:金塚貞文
  • 価格 ¥2,563(本体¥2,330)
  • 青弓社(2014/03発売)
  • ポイント 23pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787210098

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内容説明

哲学上、糞をひる身体の発見は一つのスキャンダルである──。負性の体験としての身体=排泄行為、排泄物、排泄器官の考察をとおして、水洗便所・糞便・アヌスの存在論を問い、現代文明の要請する情報身体=人工身体の位相を解読する。
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目次

序章 糞をひる身体第一章 排泄行為──水洗便所の存在論 1 廃棄物と生態系  廃棄物の誕生/廃棄物による自然汚染 2 水洗便所の原点  文化的生活?/余談──いささか個人的に/水洗便所の功罪/『河馬に噛まれる』の一解釈 3 水洗便所と現代文明  水洗便所の位相/一つの極論──現代文明という悪魔の棲家としての下水道/結論──負性としての自然からの自立第二章 排泄物──糞便の存在論 1 汚物としての糞便  不浄・不潔・不快/方法論の問題/商品社会の糞尿存在論/まとめとして── 2 メディアとしての糞便  糞便はメディアである/『平中物語』の一解釈/結論──他者からの自立第三章 排泄器官──アヌスの存在論 1 糞溜めとしての身体  糞便大好き人間──リコ・ダテルラ/解釈に異議あり/結論──身体からの自立 2 糞をひらない身体  自然という存在/自然は「汚染」によって自覚化される/そして、人工身体……参考文献おしりがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

川長到

0
糞おもしろかった2014/06/22

0
Y-102010/07/26

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