祥伝社黄金文庫<br> 謎の正倉院

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祥伝社黄金文庫
謎の正倉院

  • 著者名:邦光史郎
  • 価格 ¥565(本体¥514)
  • 祥伝社(2014/02発売)
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  • ISBN:9784396310295

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内容説明

天平文化の粋を集めたと言われる、東大寺の倉庫・正倉院。「聖武天皇遺愛の品を供養のために奉納」としながら、なぜ多くの武器や薬品が? 背後に見えるのは光明皇后の信頼厚い、藤原仲麻呂の権謀術。その後の変化には、仲麻呂を排斥した孝謙女帝とその信頼厚い道鏡の存在が……。ときの最高権力者たちが開封させ、さらには買い上げたものとは? 献物帳にないシルクロードの宝物の増減は何を意味するのか? 足利三代将軍、織田信長が名香・蘭奢待を狙う理由とは? 伊藤博文が天覧に供するためと持ち帰った数々の宝剣の行方は?……所蔵一万点以上、千二百年間守られてきたと伝わる宝物類の謎の彼方に、正倉院を巡る歴史と人物の姿が浮かび上がる。

目次

序章 底知れぬ謎を孕む正倉院―日本が誇る“校倉づくり”に潜む謎とは何か<br/>1章 正倉院創設を支えた人々―誰が、いつ、どんな目的で献納したのか<br/>2章 正倉院に納められた意外な品々―誰が、なぜ多量の武器と薬を納めたのか<br/>3章 陰謀に巻き込まれた正倉院―権威を誇示するために利用した権力者たち<br/>4章 時の権力者に蹂躪された宝物―なぜ、歴代将軍は正倉院を狙ったのか<br/>5章 崩れ去った“正倉院神話”―はたして“天平のタイムカプセル”といえるか<br/>6章 今なお輝くシルクロードの秘宝―正倉院に残された輸入品と日本産の品々

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

K子

2
博物館で開催される正倉院展を観に行くにあたっての予習として読みました。 まずは正倉院の来歴について。壬申の乱意向の天皇の系譜は大きく二通りあって、その二者の勢力争いなのだということ。そしてこの時期女性天皇が多々即位しているけど、あくまでも本命の男性が天皇になるまでのつなぎのつもりだったということが(その割には在位期間が思いの外長くなるケースもあるような気もしますが)、流れとして掴むことができたように思います。 2019/11/02

マサミ

1
正倉院展に行くので勉強の為に読んだ。正倉院展は先日行って来ました。この本のおかげでかなり楽しめた。内容もあまり堅くなく、読みやすい本でした。2014/11/12

startvalue

0
★★★★★2020/09/14

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