光文社文庫<br> アイウエオ殺人事件 - 長編推理小説

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光文社文庫
アイウエオ殺人事件 - 長編推理小説

  • 著者名:草野唯雄
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 光文社(2014/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334711085
  • NDC分類:913.6

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内容説明

東京・青山にある東洋商事の別館では、様々なオカルト現象に社員たちが頭を抱えていた。一方、経理課では苗字の最初の音がアからエまでの四人のOLがいたが、その阿妻と入間の二人が屋上から墜落死した。続いて宇田が殺され、あいうえお連続殺人の様相が……。仕組まれた罠か? ビルにまつわる超常現象か? 推理ホラー傑作。(『「阿い宇え於」殺人事件』改題)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kouro-hou

21
最初に言うと草野先生は決してダメ推理作家じゃないんですよ。二度の乱歩賞候補とか、これは!という作品もある。だがしかし。才能としか言いようのないキワモノ物件も有り、キワモノスキーを喜ばせるためになお一層頑張ってるんじゃないかという疑いも。でもってコレはあいうえお順にOLが殺されるというだけで本格ミステリが書けるのに、マジものの亡霊を追加投入。しかも下水系。事件関係者が全員バカで都合よく話が展開するごとに頭抱えたくなるのに、軽妙でとても読みやすいのです。油断してましたがコレ『死霊鉱山』に次ぐキワモノです…。2018/10/10

はんく

1
なんとも珍妙な作品。犯人の発想はミステリによくあるパターンで実に繊細なタッチが要求されるんだがこうも雑に扱われては。告発文などもってのほか。そこにもってきて五十音殺人やら幽霊話をサービス精神のつもりか無造作に放り込んで収集がつかなくなっている印象。構想をじっくり練らず発想と小手先の技術だけで見切り発車的に書いたらこんな内容になるという見本。2018/02/21

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