角川文庫<br> 茉莉花茶を飲む間に

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角川文庫
茉莉花茶を飲む間に

  • 著者名:林真理子
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2013/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041579190

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内容説明

南青山の紅茶専門店「青(ブルー)」は、店主和子を慕う常連のお客が多い。 自力で手にした「男と贅沢」を同僚に横取りされてしまったハウスマヌカンの奈々子。待望の新車で大事故を起こすモデルのみちる。憧れのニュースキャスターになって不安に揺れる留美。 輝やかしいはずの若さを前に立ちふさがる冷やかな「現実」をどうクリアすればよいのか――。女主人和子との語らいを糧に、恋に仕事に鍛えられていく、6人の女たちの物語。

目次

第1章 ハウスマヌカンの奈々子
第2章 ナレーターの美樹子
第3章 モデルのみちる
第4章 タイム・キーパーの陽子
第5章 ニュースキャスターの留美
第6章 スチュワーデスの奈保

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

28
こういう隠れ家的な美味しい紅茶か珈琲のお店、いつか見つけたいなあ。 いろんな女性のファイトのお話し。2020/12/22

ひろっぴー

9
すごく古い!まだピンク電話の時代の話。所謂、業界の中で生きる女性の話だけど仕事に対する考え方とかしたたかさとか今では考えられない時代が舞台。BMWをベンベーと言い、ハウスマヌカンと言うWordもでた。セクハラ発言なんて当たり前にあるし。そんな筆者が変わる時代に寄り添い今でもペンをパソコンに変え数本の連載に遂には大河ドラマの原作まで手掛けるのはすごい!2019/02/10

MIKETOM

8
青山の閑静な住宅街にある紅茶専門店。そこの女主人は聡明で姉御肌であり聞き上手。今日も若い女性たちがお喋りをしに店を訪れる、って設定の六編。普通こういう設定ならば、いい話だったりしんみりしたりウルっとしたりとかそういうものだがそこはさすが林節。バカとか愚か者とか性モラルがデタラメで股の緩い女とかがやたら出てくる。女主人のさりげないアドバイスも聞き流しやがて人生転落となるが、女主人は自業自得だから仕方ないわよね的に平然としてたり。こういう毒のあるサバサバした感じは好き。中には後味のいい作品もあるけどね。2022/01/30

カーミン

7
青山の紅茶専門店「青(ブルー)」のママ、和子の元に女の子が集まり、身の上話をしていく。自分の恋を赤裸々につづる、6人の女の子達が繰り広げる短編集。2014/08/13

のんの

4
青山の紅茶専門店「青」のママの和子に、お客さんの女性達が悩みを打ち明けたり相談したりする話。短編集。2021/11/29

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