内容説明
存在するものすべての平等と、生老病死の核をなす<苦>を説く、釈尊みずからの教えとを、後代の粉飾を排して綿密に辿り、西欧の思想とも比較しつつ、人間釈尊の根本思想を明らかにする。
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目次
本論 遊経(ボーガ城における四大教法 チュンダの栴檀樹耳 プックサの帰依 水の奇蹟 カクッター河を渡る 葬法について 造塔にふさわしい4種の人 一バラモンの供養を斥ける クシナーラの双樹のもとで ウパヴァーナを去らせる クシナーラーの由来 大善見王とその宮殿 大善見王の七宝と四徳 大善見王の出遊および宮殿と庭園の造営その他 大善見王の功徳とその最後 マッラ族への呼びかけ 最後の仏弟子スバッダ アーナンダの悲歎号泣と釈尊の慰労 臨終のことば 釈尊の入滅 釈尊入滅直後のことども 比丘たちと諸天との悲歎号泣 マッラ族への通報 遺体供養 葬法をめぐって 葬儀の執行 遺骨を祀る)