大東京ビンボー生活マニュアル(1)

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大東京ビンボー生活マニュアル(1)

  • 著者名:前川つかさ【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2014/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061765276

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内容説明

大東京で暮らすビンボーに欠かせないグッズとは? しんぶんし、あきかん、でんきぽっと、わりばし、かみぶくろ、そして「靴の卸売りセンター」で購入した1900円の革靴である。靴はいつもピカピカに磨いておくこと! こうすればビンボーが前近代的なものから、超近代的な思想とファッションを取り込んだライフスタイルとして確立するのである……。 まるで歳時記のような、四季を感じる楽しいビンボー生活マニュアル、お教えします!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

新田新一

23
繰り返し読んでいる漫画です。貧乏な主人公が、いろいろな工夫をして日々の生活を楽しく過ごそうとします。悲壮なところがなく、かといって自虐でもなく淡々した描き方が私の好みです。物質的な豊かさを求めなければ、日常生活の中にある詩情を見つけやすくなるのかもしれません。主人公が、大都会の片隅で見つける四季の移ろいや自然の美しさが描かれた部分を読むと、人間らしい気持ちになります。あまり有名ではないのかもしれませんが、ずっと読み継がれ欲しい作品です。2024/11/28

山田太郎

10
のり弁が好きな理由がいい。カノジョがかわいくてうらやましい。2011/08/06

またの名

6
前近代的なコテコテの貧乏人とは違うと主張するライフスタイルは、苦しいだけの困窮状態ではなくこだわりと矜持を持った思想と化す。おそらく(というか間違いなく)バブル全盛期に描かれた貧乏生活漫画では、はじめから早くも超近代的な思想とファッションを目指すことを宣言。もはや貧乏なのか道楽なのか見分けがつかない楽しげな暮らしぶりに加え渋谷でポストモダンぽいものを実地調査するカノジョまで当たり前のように寄り添わせてるので、安心引きこもりライフやニート生活の源流でありながらそれらより余程リアルが充実しているように見える。2016/07/21

むさみか

4
マニュアルというほど 役に立つ情報が載っているわけではないですが 無為の時間を 読書や映画に傾け たまの労働は 大家さんやご近所さんの 雑用を引き受け お金よりも ご飯で支払われるコースケさんの貧乏生活いいなぁ2018/05/22

まろにしも

4
★★★★ 朝、パンを買ってきて、だまって隣の学生(友達)の部屋に入って、パンを焼く(主人公はトーストマシンを持っていない)。もちろん自分の分だけじゃなくて、学生の分まで朝食(あんトーストと目玉焼き)を作ってる。学生が目を覚ますと、「パン焼けてるよ~」といって、学生とほのぼの朝食を食べる。なんかいいなあ。2015/09/22

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