内容説明
ファンタジーRPGには、いろいろな罠(トラップ)が登場する。冒険者たちを狙って仕掛けられた数々の罠は、ときとしてモンスターたちよりも大きな脅威となることだってあるのだ。これらの罠を知り尽くし、避ける方法を身につけておかないと、命がいくつあっても足りないぞ!そこで役に立つのがこの『トラップ・コレクション』! ゲームに登場する罠を集め、その特徴や回避方法をイラスト入りでくわしく解説した本だ。プレイヤーのきみも、ゲームマスターのきみも、この本さえ読めば「トラップ・マスター」の仲間いりだ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
barcarola
3
実際のTRPGではトラップって色々な意味で使いにくいこともあり、実用向けというよりは読んで楽しむ本だと思う。それにしてもWizardryって、トラップだらけのゲームだったんだな……。2022/04/24
フェイ
3
ファンタジー世界のダンジョンで使われる罠をジャンルごとに分類し解説したもの。とはいえ、これは1989年に出版されたものである。このため、ボードケームやゲームブックの内容がメインとなっている。中身は、①各罠ごとに小説風の例文 ②その罠を扱った実際の作品での事例 ③こういう風に使えるという応用例に分け、挿絵付きで説明している。小説でダンジョンを書く人は是非一度これを読んで欲しい。これだけ豊富な罠の活用例が、すでに平成元年には揃っていたことを。そしてこの本の内容を活用し、上回るものを書いてほしい。2014/11/07
sezmar
2
ドラゴンマガジンに海外のトラップコレクションが紹介されいて興味を持ち、日本で出たこれも購入し喜んで導入しようとしたが失敗した気がする。懐かしい。
akiu
1
罠集。文献紹介は少なめで、様々な場面を想定した事例紹介みたいな。TRPG 脳が刺激される。2022/04/21
氷犬
1
「モンスター・コレクション」から続くコレクションシリーズ第4弾、ファンタジーRPGの罠集。迷宮、塔、館、城、野外…様々な場所に仕掛けられる恐ろしい罠の数々がぎっしり。 “トラップ・マスター”の異名を持つ魔術師レイドールの居城に挑む2組4人の冒険者達の悪戦苦闘の物語とともに、冗談のようなトラップから一撃必殺の罠まで様々な例を紹介、解説していく。 挿絵はソード・ワールドの米田仁士、モンスターメーカーの九月姫、ドラゴンハーフの見田竜介、妖魔夜行の青木邦夫、ダブルゼータくんここにありの小出拓(現・こいでたく)2020/01/30