文春文庫<br> 言葉をください - 新子の川柳エッセイ

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文春文庫
言葉をください - 新子の川柳エッセイ

  • 著者名:時実新子
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167492014
  • NDC分類:914.6

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内容説明

「十七の花嫁なりし有夫恋」「妻をころしてゆらりゆらりと訪ね来よ」──句集『有夫恋』で一躍脚光を浴び、田辺聖子氏が「川柳界の與謝野晶子」と絶賛した川柳作家・時実新子。その彼女が川柳への熱き想い、さらには自分の生きざまを切々と綴り、女性心理のあやを赤裸々に吐露した全女性必読のエッセイ集。「死刑囚の手記わたくしに無期の刑」「雨の日電話つながりそうで切る」「十人の男を呑んで九人吐く」十七文字に集約された精選のことばが素直な文章と響き合う。

目次

富士正晴という蛙
チンパンジーを抱く
桃の種
人生ってやつは…
闇夜の米
水恋い記
五十枚の絵
おつゆさん
迷子拾うて
ももさくら
こざっぱり
わたしはカモメ〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

横丁の隠居

1
「妻をころしてゆらりゆらりと訪ね来よ」「わが憎悪ついに話さず母を焼く」の時実新子さん。これはエッセイ集だが、読み進むにつれ、こんなになにもかにもに敏感で感覚鋭かったらそりゃ生き難かろうと思ってしまいます。天才に生まれるのも考えものであります。2015/09/22

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