内容説明
ペア探偵、織田貞夫・土佐美郷、『三度目ならばABC』に登場した、大男と小女の愉快な「山本山コンビ」が、“死体なき殺人事件”に挑む。信州の田舎から久しぶりに出て来た貞夫の友人が、変な行動をしたあと、美郷の新品の全自動カメラと共に姿を消してしまった。美郷の快推理、エンジン始動!山本山コンビ唯一の長編は、謎が謎を呼ぶユーモア推理。「楽しんで書いた」と著者自らいうように、のびのびと、しかしトリックは手を抜かずに書かれている。1985年刊行。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
42
やっとの思いで読み終えました。トリック的にはうまく構成されてると思うけど、残念ながら、やはり内容に古さが感じられてしまう。こんな突拍子のない二人組の探偵がいるのかしらん・・・?2014/02/16
備忘録
24
山本山コンビが活躍する長編 このコンビ自体は短編でさくさく解決していく方があっている感じはするが、長編は長編で複数の謎が最後にしっかり結び付いていき良くできている。 どちらのカップルもその後が気になるが2026/03/02
coco夏ko10角
10
「三度目ならばABC」の山本山コンビがまたドタバタを!バカチョンカメラって懐かしい~、と思ってしまった。若い子はきっと知らないんだろうなぁ。構成は上手く組まれてる。あのカップルみたいな人達が現実でも結構いるんだよね……やっぱり惹かれあう何かがあるのかな。2013/05/21
タカシ
9
山本山コンビ美郷のカメラのカルディアが貞夫の友人と共に消えて、死体なき殺人事件を追う。時代を感じるけどサクサク読めて面白かったです。最後、室山と寛子はどうなったのでしょうか。2014/04/16
MIKETOM
8
織田貞夫・土佐美郷という上から読んでも下から読んでもの名を持つ凸凹コンビが、俄か探偵となって事件を解決するというユーモアミステリー。もっとも謎自体はけっこう複雑怪奇で、読み応えもそこそこ。シリアス系文体で書けばシリアス物になる内容。郷里から上京してきた貞夫の古い友人が突然行方不明に。一方で、ある金持ちのパーティの最中に、死体を見たが突然消え失せたという目撃談が入る。美郷は二つを根拠もなく結びつけようとするが…。凝ったプロット、犯人の意外性などまずまずの出来。2026/03/22




