内容説明
突如大発生し、甲府市を殲滅(せんめつ)した数十億匹のネズミの大群は、2年前に滅び去ったはずであった。しかし、強靭な生命力をもつ彼らは、歳月を経て蘇った。20億のネズミが、ついに多摩川の防衛ラインを突破! さらに過激派の破壊工作により、首都・東京は火の海と化した……。鬼才が世に問う衝撃の長編警鐘小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
69
『滅びの笛』続編。前作で山梨を蹂躙するも東京を目前にデウス・エクス・マキナ的に全滅した鼠の群れだが、再び復活し今度こそ東京が飲み込まれる。一部登場人物も前作に引き続いて登場しているのであるが、今回は出世して指揮官的な立場に。そのためか前作のような現場の緊張よりも政治的な流れが強まっているような気がする。そのためか全編にみなぎっていた緊張感が今回は無いかなあ。あと今回は鼠以外にも病気や過激派活動が盛り込まれているのだが、鼠の恐ろしさが後退したようにも感じられるか。やはり前作が傑作であった感を新たにしました。2023/07/15




