内容説明
恋するって誰かをかけがえのない人だと思うこと。そしてその前に自分自身をかけがえのない存在だと認めること。だって愛の主体はあなたなのだから――落合恵子さんが昭和51年に発表した恋愛エッセイには、ちょっと古風で、でも今でも変わらない男と女の真実が記されている。「恋」や「愛」が記号化している現代にこそ、もう一度読みたい恋愛論。
目次
序章 恋って?<br/>1章 恋・その一段目のステップで<br/>2章 言わぬが花の“花”もあるけど言って断わられても“花”はある<br/>3章 「恋」づくり<br/>4章 恋に明日の保証はないけれど<br/>5章 別れからのスタート