内容説明
羽佐間倫子は、16歳。ボーイフレンドとの関係もちょっと危うい曲り角にさしかかる年頃だ。一方、父の栄一郎は48歳。羽佐間グループの頂点に君臨し、行動力抜群、その癖、気のいい男だ。そんな彼が秘書の光江には滅法弱く、とうとう結婚することに……。事件はこの頃始まった。30年間、タイム・カプセルに眠っていた青春。美貌の女教師に対する憧憬。そして殺人に次ぐ殺人。超人気作家・赤川次郎がまたまた放つ、青春サスペンス・ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tame
4
タイトルから少年時代の青春的なものを思い浮かべると思われるが、ぶれずにいつも通りの赤川次郎作品で安心感があります。娘カップルの愉快な喧嘩のやり取りが最近の中じゃ一番好きな距離感だな。若い頃のお父ちゃんの言動でこの親あってのこの娘だなと感じられるところがなかなか面白かった。2016/09/11
人県玉埼
2
再読。特にドキドキ感も無いが、なんとなく読み進んでしまうエンタメ小説。数年後に読んだらまた、内容は忘れていて同じ様に読めそう。2021/03/15
ちょび〜
2
タイムカプセル開けると‥‥2015/06/14
名護ぬぬぬ(改)
2
打ち切り漫画みたいな終わり方だった2011/09/13
いもこ
2
タイムカプセルをきっかけに起こる殺人事件。展開的にも若干無理はあるもののまあ楽しめる。義母の光江のキャラがクールビューティーで良い。2010/08/14




