角川文庫 かけぬける愛

著者名：赤川次郎

KADOKAWA（2014/12発売）

• ISBN：9784041497449

内容説明

村山朋子は２５歳のＯＬ。美人というより可愛い顔立ち。婚約者あり。父は銀行の支店長で、妹一人の四人家族。まあ恵まれた境遇だ。そんな平和な家庭に突如、嵐が襲った。父が銀行のお金を横領して失踪し、それが原因で母は入院。そして朋子の破談。度重なる不幸に朋子の心は揺らぐが……。ミステリー界の旗手が放つ、青春ラブ・ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[はる]

穏やかな生活を送っていた女性社員の朋子だが、父親の浮気、疾走から目まぐるしく状況が変わっていく。彼女自身の恋愛も見ていて目が離せない。”かけぬける”とは正にピッタリ。

2020/01/28

[ギルダーツ]

久しぶりの赤川次郎。最後は辛い選択をした朋子。でも結果としては、いい判断になると思う。

2015/02/21

[牧瀬ちゃみ]

[★★☆☆☆][2013年96冊目]：ミステリ、サスペンス色はなく赤川作品には珍しいラブストーリー。父が横領をした上に駆け落ちしてしまうと言う初っ端から昼ドラちっくなドロドロとした展開。妹の恋人の明るさにちょっと救いがあります。

2013/06/21

[ちょび〜]

これも愛。

2014/09/21

[ipusiron]

1998/1/29読了