内容説明
荒れくるう海をただよう一艘の帆船。乗組員は15人の少年たち──嵐をきり抜け、たどりついたのは、故郷から遠くはなれた無人島だった! いつか来る助けを信じ、15人は島での生活をはじめる。力を合わせ、知恵をしぼり、時にぶつかりながらも、たくましく生きる少年たち。やがて怪しい新参者が島にやって来て……。冒険小説の巨匠ヴェルヌによる、不朽の名作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
活字の旅遊人
43
以前読んだのはいつだったか……。ブリアンとドニファンの争い、ジャックの罪とその告白は覚えていたが、あとはなかなか。なのでしっかりこの世界に入り込めた。黒人のモコに選挙権がなかったり、悪人相手とはいえ殺しを少年たちがやり遂げる辺りは、現代では創れない話になってしまったのかなあ。またケートという大人の女性が出てくることも記憶になかった。年長の三人はケートに恋心を抱いたりしないもんだろうか。そういえば、この少年たちの暮らしから、サバイバル能力を身に付けなくては、と焦った自分の少年時代を思い出した。2022/03/13
紫
25
なんで子供の時に読まなかったんだろう。そうしたらもっともっとワクワクしただろうに! もちろん今でも十分楽しめた。でも子供とは全然感情の種類が違う気がする。それぞれの年代で読み逃してはいけない本のひとつなんだろう。あと挿し絵付きで読みたい本だった。2012/09/20
がいむ
22
旅行に持って行って読了。子どものころ読んだと思うけど、大人向けは初めて。冒険ものは面白い。仲間割れもしそうになるけれど、力を合わせて難局を乗り切る少年たち。2019/09/17
シャルル
17
自分の中で目標が定まらず、フラフラしていた時に目につき読んだ。 少年達が困難を乗り切る所で勇気を分けて貰おうと思ったが、少年達が逞しすぎる…笑 大人よりよっぽどサバイバル能力が高い。 それでも協力して乗り切る彼らには元気を分けてもらえる。 やっぱり冒険物はワクワクする。2019/07/05
おとん707
14
子供の時ワクワクして読んだが再読してで新たに気付く事も多い。例えばニュージーランドから船が流されて漂着した島は遥か東のマジェラン海峡付近だったとは。話は少年向け冒険活劇らしく首尾よく進み大団円へ。だが作者のヴェルヌはフランス人。そのためかフランス系でリーダー格のブリアン少年とそれを良く思わないイギリス系のドニファン少年らとの確執は、作者ら当時の仏国人が英国人から感じていたのかもしれない敵愾心の表れかとも思える。だとするとこれは少年小説と言えども社会背景として押さえておきたかった作者の拘りなのかもしれない。2026/03/15
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