集英社文庫 幽霊物語（上）

著者名：赤川次郎【著】

集英社（2016/02発売）

• ISBN：9784087491920

内容説明

霧深い夜の高速道路で交通事故に遭った青年社長・山岡重治はなんと突然“幽霊”になってしまった。あっという間の自分の死が信じられず戸惑う山岡の前に、夜道で暴漢に殺された幽霊少女・郁子があらわれた。たちまち親しくなった二人は、それぞれの家庭をのぞきに行くことになった。盛大な葬儀が営まれる山岡邸には、社長のポストをめぐる陰謀の臭い。郁子の家では娘殺しの犯人を追う父親が殺されていた！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[舟華]

やり手ワンマン社長が事故に遭い幽霊になってしまうところから物語が始まる。そして同じく殺されて幽霊になってしまった郁子と出会い、一緒に行動をするようになり…。会社の継承争いだけでなく郁子の方の殺人事件を追う展開になってきて…。ただし主人公ふたりは幽霊なので見守るだけ。30年以上前の小説なのに、なにやら面白い構成。読み口も優しくてすいすい読めるのがいいですね。

2023/10/05

[読み人知らず]

幽霊になっちゃった！奥さんが社長になることを決意してるけど話はどう転ぶでしょうか。

2013/08/21

[ちょび〜]

再読。この本は、小学生のときに初めて読んだ小説。内容はほとんど忘れてた。

2014/10/14

[よし]

多分、初めて読んだ赤川さん作品。

[Hula]

★★★★☆

2017/06/19