ハヤカワ文庫ＮＶ オズへつづく道

著者名：ライマン・フランク・ボーム【著】/佐藤高子【訳】

早川書房（2014/12発売）

• ISBN：9784150404215

内容説明

ひげモジャで、ボロボロの服を着た男モジャボロに道を教えようとして、ドロシーと愛犬トトは奇妙な世界に迷いこんでしまった。間のぬけた少年ボタン・ブライト、美しい虹の娘ポリクローム、気取ったキツネの王様や、知ったかぶりのロバたち―見知らぬ場所でドロシーたちは、不思議な人物や生きものに次々とめぐり会う。そして、顔が二つもある怪物と闘った末、たどり着いた先がなつかしい妖精の国オズ。そこではちょうど、オズマ姫の誕生パーティが盛大に開かれようとしていた…。世界中で読み継がれるファンタジイの名作シリーズ第十弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆう]

シリーズ5作目。ひたすら愉快で幸せだ。スクードラーにはぎょっとしたが。明るい児童文学はいいね。今までは困難に立ち向かう系の児童文学しか読んでこなかったので、ただ面白いだけというのは初めてだ。物語のメリハリは弱めだが。 オズの国では自分の時間の半分以上は労働せず、しかも遊びと同じように楽しんで労働しており、お金は存在せず財は共有しており、人に施すのが喜びだという世界。まさにおとぎの国だ。

2025/01/10

[Abercrombie]

再読。原作では５作目だが日本語版は10作目に後回し。主要キャラとなるモジャボロ、ボタン・ブライト、ポリクロームの初登場作品だし、知らぬ間にオズマの誕生会に向かわされていたドロシーたちの旅は十分面白いと思うんだけどなあ。

2020/04/19

[nekopon]

ブライト少年は何者だったんだろう。オズマ姫の誕生会、楽しそう。

2011/01/02

[kinaba]

パターン

2010/07/17

[るり]

再読。

2009/10/06