マウンドの死 - 傑作推理小説

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マウンドの死 - 傑作推理小説

  • 著者名:西村京太郎
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 光文社(2011/10発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334704049
  • NDC分類:913.6

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内容説明

日本シリーズ2戦目、人気投手小野が突然、マウンドの上で殺された。犯人は試合直前に飲み物を渡した婚約者の疑いが濃い(「マウンドの死」)。ほかに、首なしの女の裸体写真を片手に、弟殺しを探し出す男(「裸の牙」)、犯人にしたてられた営業マンが真犯人を追いつめる(「バイヤー殺人事件」)など、珠玉作満載の傑作ミステリー集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

2
昭和61年 9月20日 初版。「勝手に列車祭」第114弾。文庫コレクション220冊。文庫オリジナルで短編集あった。表題作「マウンドの死」犯人と目されていた女が、自分は「下剤を入れただけだ」と告白し警察側が萎むが女も証拠がない。「二十三年目の夏」「わが心のサンクチュアリ」と良い話が続く。2016/05/31

二分五厘

0
1987.4.19

浅木原

0
初期短編6編。ベストは断然「二十三年目の夏」。陸軍幼年学校時代、空襲を逃れたはずの級友はなぜ空襲で死んだのか?という謎を23年後に級友たちが推理する話だけど、語り手の設定がほぼ西村京太郎本人なこともあり、15歳で終戦を迎えた西村京太郎自身の戦争に対する複雑な感情が割り切れないラストの余韻に影を落とす、『南神威島』収録作系列の秀作。同系統の女優の話「わが心のサンクチュアリ」も悪くない。他はまあ標準的初期西村短編って感じだけど、話のチープさがかえってラストの虚無感を引き立てる「裸の牙」はわりと捨てがたいかも。2016/05/01

グリーン✵ドラゴン

0
西村京太郎 短篇集 裸の牙  久しぶりに弟から電話 会いにいくと弟は死んでいた。 マウンドの死  ある無名選手とその恋人 有名になり別れを告げられる 血に飢えた獣  洗濯店の看板娘がストーカーに襲われ警察に助けを求める 二十三年前の夏  空襲で死んだ友人の死の理由は? バイヤー殺人事件  殺人の濡れ衣 女の背後に、いる者は? 我が心のサンクチュアリ  若くして引退したその女優の理由は?2012/07/20

キャサ

0
短編集

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